養父市では今年第16回となるビバホールチェロコンクールが7月9日から開催され、一次予選、二次予選を経て、7月13日の本選による最終審査が終了しました。
一次予選は41名が出場、2日間に亘る演奏後の審査で17名が選ばれました。
二次予選は朝9時から夜19時36分までの長時間に亘る演奏と審査の結果、8名が選出され、13日の本選へと続きました。
結果は以下の通りです。
1位 山本 大
2位 安保 有乃
2位 渡邉 伶音 の2名
4位 村上 真璃南
5位 佐藤 響
井上賞 Wocher Gustav、瀬戸 真愛、藤原 寛太 の3名
聴衆賞 渡邉 伶音 (敬称略)



来年、東京と養父ビバホールで山本大さんによる第1位受賞記念チェロリサイタルが開催されます。
山本さんのご家族は、コントラバス奏者の父、ヴァイオリン教師の母という音楽ご一家です。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部を卒業、同大学院を修了。大学卒業時にアカンサス賞、大学院卒業時にアカンサス音楽賞を受賞されました。
2022年10月より東京都交響楽団でチェロ奏者として活躍されています。
今回の審査には、長年審査員長を務めていただき、今回から名誉顧問に就任いただいた堤剛先生からのバトンを受け取り、新たに審査員長を務めてくださった河野文昭先生(第1回、第7回~第15回審査員)をはじめ、新たに宮田大先生(第6回ビバホールチェロコンクール第1位受賞)が加わってくださり、計8名の審査員の先生方にお願いすることができました。
特に二次予選は朝の9時から始まり、昼食をはさんで、終了は夜の7時36分という長時間。いつもながら審査員の先生方のご尽力に感謝の気持ちで一杯になります。
今回も市民を中心としたボランティアスタッフのみなさんが運営に携わってくださり、また会場には、コンクールを聴きに来てくださった市民の皆様も多く、このコンクールを楽しみにされている方が沢山いらっしゃることが分かりました。 来年の東京での山本さん第1位受賞記念チェロリサイタルにつきまして、お知らせできるのは先になると思いますが、皆様是非ご参加ください。
文責:柳沢